サピのクラス昇降をイチイチ言うのが止められない
5年生コースが始まり2週間目。
一応まだ平和です、我が家。
だって先週は祝日があったから(笑)
時間の余裕=ママの心の余裕に直結します。
ムスッコの小学校はサピ生が比較的多いので
(地域や学校によっては、学年に2~3名だけのところもある)
昨年もマンスリーの度に
「A男君はアルファベットに行った」
「B介君はαに上がったって」
などの実に不要な情報が耳に入ってきます。
良く言えばオープンな世界ですが、
やっぱり成績関係にはナイーブな子(&ご家庭)もおられるわけで、
ムスッコにも口外しないよう注意してきました。
とはいえ。
これがなかなか悩ましい。
オープン系な子は、あいさつ代わりに自分の成績を話して、
「で、ムスッコは今回どうだった?」と聞いてきます。
悪気がないのです。
ムスッコも調子がイイ時は受け流せるけど、
自分が数コース落ちようものなら、次の週は学年のサピ生に知れ渡り、
「おまえ、落ちちゃったの~?ww」と、どストレートに聞かれたり。
(サピ生が長くなるとだんだん昇降のショックに麻痺してくるのか、特に男子は直球になってきますよね、このあたり)
もちろん、その逆もありました。
ムスッコも人に聞くことをして、私もたしなめたことがありました。
でもムスッコも自分がイヤだったはずなのに、
気づいたらそのイヤなことを他人にしていたり。
ああ、なんと愚かだ。
親が何度他人の成績やクラス昇降を聞くな、見るな、騒ぐな、と諭したところで、
男子が黙っていられるワケもない、ということなのでしょうか。
いつだったか、以前ムスッコが驚くほどコース落ちた時。
同じサピ生男子君が、小学校の校門で私を見つけて
「ねえ、ムスッコのママ。ムスッコはクラス落ちたからサピ辞めちゃうの?」
と、無邪気にも聞かれたこともありました。
親にまでクラスのことを話してくる、その子の事はかなり衝撃でしたが、
もちろん大人の対応しました。
でも内心(いやー、こんな直球な世界、毎日だとキツイだろなぁ)と
ムスッコのことが心配にもなりました。
新5年になって改めて思います。
そろそろ自分について考えようね、と。
この学びは一体誰のため?何のため?
他の子のクラスがどうこうよりも、
大事なことに気づいてほしいな・・・
成績どうのより、大事なこと。
人として大事なこと。