劇場版「CHU-JYU2023」合格ください編

サピックスに在籍するぼんやりBOYの中受記録

サピのクラス昇降をイチイチ言うのが止められない

5年生コースが始まり2週間目。

一応まだ平和です、我が家。

だって先週は祝日があったから(笑)

時間の余裕=ママの心の余裕に直結します。

 

ムスッコの小学校はサピ生が比較的多いので

(地域や学校によっては、学年に2~3名だけのところもある)

昨年もマンスリーの度に

「A男君はアルファベットに行った」

「B介君はαに上がったって」

などの実に不要な情報が耳に入ってきます。

良く言えばオープンな世界ですが、

やっぱり成績関係にはナイーブな子(&ご家庭)もおられるわけで、

ムスッコにも口外しないよう注意してきました。

 

とはいえ。

これがなかなか悩ましい。

オープン系な子は、あいさつ代わりに自分の成績を話して、

「で、ムスッコは今回どうだった?」と聞いてきます。

悪気がないのです。

ムスッコも調子がイイ時は受け流せるけど、

自分が数コース落ちようものなら、次の週は学年のサピ生に知れ渡り、

「おまえ、落ちちゃったの~?ww」と、どストレートに聞かれたり。

(サピ生が長くなるとだんだん昇降のショックに麻痺してくるのか、特に男子は直球になってきますよね、このあたり)

もちろん、その逆もありました。

ムスッコも人に聞くことをして、私もたしなめたことがありました。

でもムスッコも自分がイヤだったはずなのに、

気づいたらそのイヤなことを他人にしていたり。

ああ、なんと愚かだ。

 

親が何度他人の成績やクラス昇降を聞くな、見るな、騒ぐな、と諭したところで、

男子が黙っていられるワケもない、ということなのでしょうか。

 

 

いつだったか、以前ムスッコが驚くほどコース落ちた時。

同じサピ生男子君が、小学校の校門で私を見つけて

「ねえ、ムスッコのママ。ムスッコはクラス落ちたからサピ辞めちゃうの?」

と、無邪気にも聞かれたこともありました。

親にまでクラスのことを話してくる、その子の事はかなり衝撃でしたが、

もちろん大人の対応しました。

 

でも内心(いやー、こんな直球な世界、毎日だとキツイだろなぁ)と

ムスッコのことが心配にもなりました。

 

新5年になって改めて思います。

そろそろ自分について考えようね、と。

この学びは一体誰のため?何のため?

他の子のクラスがどうこうよりも、

大事なことに気づいてほしいな・・・

成績どうのより、大事なこと。

人として大事なこと。